1.コンテ・ディ・カヴール Conte di Cavour
起工:1910年8月10日 進水:1911年8月10日 竣工:1915年4月1日
建造所 ラ・スペツィア海軍工廠
1922年3月~11月 ラ・スペツィアにて改装工事(対空火器増強等)を実施
1923年 コルフ島事件に伴い、伊軍の作戦を支援
1925年~1926年 改装工事(航空機運用能力付与、上部構造改正等)を実施
1927年~1933年 予備艦となる
1933年10月~1937年6月1日 トリエステにて近代化改装工事(主砲口径増大、上部構造全面改正等)を実施
1940年7月9日 カラブリア沖海戦に参加
1940年8月29日~9月5日 英輸送船団(ハット作戦)に対する攻撃作戦に従事
1940年11月11日~11月12日 タラント在泊中、英艦載機の攻撃を受け被雷、大破着底
1941年6月9日 浮揚作業に成功
1942年7月12日~12月22日 タラントにて浮きドックに入渠し応急修理を実施。のちトリエステに回航され恒久修理及び改装工事(水中防御改善、対空火器増強等)に着手
1943年6月 小型艦艇の建造を優先するため修理中止(残り所要日数は約半年の見込み)
1943年9月8日 イタリア降伏に伴う独軍の侵攻により接収される。以降宿泊船として使用される
1945年2月17日 トリエステ港内にて英軍機の攻撃を受け被爆、大破。乗員不在により浸水が拡大
1945年2月23日 トリエステ港内で転覆、着底
1947年2月27日 除籍
1950年12月8日~1952年3月29日 浮揚作業が実施され成功。のちスクラップとして売却後、解体
2.ジュリオ・チェーザレ Giulio Cesare
起工:1910年6月24日 進水:1911年10月15日 竣工:1914年5月14日
建造所 ジオ・アンサルド&カンパニー社ジェノヴァ造船所
1923年 コルフ島事件に伴い、伊軍の作戦を支援
1926年~1928年 予備艦となる
1928年 砲術練習艦となる
1933年10月~1937年10月 ジェノヴァにて近代化改装工事(主砲口径増大、上部構造全面改正等)を実施
1939年5月 アルバニア侵攻を支援
1940年7月9日 カラブリア沖海戦に参加。英艦隊と交戦し被弾、中破
~1940年8月 修理
1940年8月29日~9月5日 英輸送船団(ハット作戦)に対する攻撃作戦に従事
1940年11月11日~11月12日 タラント在泊中、英艦載機の攻撃を受けるも損傷なし
1940年11月27日 スパルティベント岬沖海戦に参加
1941年1月 ナポリ在泊中、英軍機の攻撃を受け至近弾により損傷
~1941年2月 ジェノヴァにて修理
1941年12月17日 第一次シルテ湾海戦に参加
1942年1月~ 主に練習艦として使用される
1943年9月9日 イタリアの降伏により、ポーラからタラント経由でマルタ島に回航
1943年9月12日~ マルタ島にて抑留
1944年6月17日 イタリアに返還され、タラントに回航
1947年2月 賠償艦としてソ連への引渡が決定
1948年12月15日 イタリア海軍から除籍され、ヴロラ(アルバニア)にてソ連に引渡。Z11に改名
1949年2月3日 セヴァストポリに回航され、ノヴォロシースク Novorossiyskに改名
1953年 改装工事(対空火器増強等)を実施
1955年10月28日 セヴァストポリ水道にてWW2中に独軍が設置した磁気機雷に触雷、沈没
1956年2月24日 除籍
1957年5月4日 浮揚作業に成功。のち解体処分
3.レオナルド・ダ・ヴィンチ Leonardo da Vinci
起工:1910年7月18日 進水:1911年10月14日 竣工:1914年5月17日
建造所 カンティエリ・ナヴァリ・オデロ (C.N.O.) 社ジェノヴァ造船所
1916年8月2日 タラント在泊中、弾火薬庫の爆発事故により大破転覆
~1919年9月17日 転覆状態のまま浮揚後、上部構造物を撤去し入渠。以降船体破口部の修理及び水密工事を実施
1921年1月24日 出渠後、タラント港内で転覆状態から復帰。のち修理兼改装工事(第三砲塔撤去等)に着手するも資金不足により中止
1923年3月22日 除籍
1923年5月26日 スクラップとして売却後、解体

最終更新日:2023/12/29 17:35